2002年3月7日木曜日

2002年3月1日  24P デジタル・シネマ制作

主催・・・(協)日本映画・テレビ録音協会 技術・セミナー委員会
日時・・・平成14年3月1日(金)14:00~17:00
会場・・・IMAGICA東京映像センター 第二試写室
会費・・・会員:1000円 一般:2000円先着70名限定
協力 株式会社IMAGICA東京映像センター


《セミナー開催内容》
【第一部】 「HD24P デジタル映像制作と音処理」
講師 若山 憲一氏(ソニー株式会社)

【第二部】 「HD24P ポストプロ作業」
講師 山田 昭人氏(株式会社IMAGICA)

【第三部】 パネルディスカッション「実作業例の紹介&24Pの新しい可能性」
司会進行 多良 政司氏 (東宝株式会社 東宝サウンドスタジオ)

パネラー
真道 正樹氏 (東映株式会社 東京撮影所仕上げセンター)
中山 義広氏 (日活株式会社 日活撮影所スタジオセンター)
松田 宏氏 (報映産業株式会社)
玉置 則順氏 (報映産業株式会社

東宝映画「エナジー」8分35mm・Filmと24P・HDVTRでの参考試写を行いました。

現在のデジタルシネマ制作は、毎秒24フレームレートで録画するHDVTR(24P)での撮影が主流で行われています。

撮影から完成品まで高画質ビデオ処理で行われた24Pシステムは、35mmFilmと同様な高画質で観客に提供できます。しかしながら24Pシステムでの作業現場では、撮影・編集・録音までの作業工程では留意しなければならない事柄が多くあります。

なぜならば、現在では全ての工程を一貫した24P処理(撮影~編集~録音~マスタリング~上映)する事は難しく、ポストプロ作業の一部ではフォーマット変換が必要不可欠となるからです。

24Pシステムの音響制作においては、ダビング作業前後の映像処理工程を正しく認識していなければ、最終工程で「画と音」の同期ミスが発覚する事にもなります。我々録音技術者としても「24Pデジタルシネマ制作」に於けるポストプロ処理の知識等が当然必要です。

当協会会員からも24Pセミナー開催の要望が多く、昨年秋頃から技術委員会・分科会でセミナー開催の準備を進めてきました。

今回、株式会社IMAGICA様のご協力を戴き『24P・デジタルシネマ制作』セミナーを開催することとなり、24Pポストプロ作業における作業プロセス、変換フォーマットにともなう留意点、実作業経験者による作業工程の説明とパネルディスカッション。有意義なセミナーになったと思っております。

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