2004年2月25日水曜日

2005年2月18日 放送界における5.1サラウンド制作へのアプローチ

主催・・・・・(協)日本映画・テレビ録音協会技術・セミナー委員会
日時・・・・・平成16年2月18日(水) 14:25~18:30
会場・・・・・NHK放送センター西館4F オーディションルームCA421
会費・・・・・無料 (但し、セミナー後の懇親会費は別途)
定員・・・・・先着 77名
協力・・・・・NHK、テレビ朝日、テレビ朝日映像
司会進行・・・・岡本 幹彦氏(NHKドラマ番組技術)

≪セミナー内容≫
14:25~14:30 技術セミナー委員会委員長挨拶

14:30~14:55 「デジタル放送における5.1chサラウンドの制作と送出について技術的な部分の報告と課題」 
                           講師・・・・阿部 健彦氏(テレビ朝日)

15:00~15:25  「スポーツ中継における5.1サラウンド制作」
                          講師・・・・居石 浩己氏(NHK中継技術)

15:30~15:55  「テレビドラマにおける5.1サラウンド制作~『川、いつか海へ』と『ミュージックinドラマ ホシに願いを』の制作」 
                          講師・・・・大塚 茂夫氏(NHKドラマ番組技術)

15:55~16:10  休憩

16:10~16:35  「私たちの生きる世界はサラウンド!全編サラウンド同録へのチャレンジ」
                             講師・・・・加藤 直正氏(NHK音響デザイン)

16:40~17:05  「民放における5.1chサラウンド制作実例」 
                             講師・・・・井上 哲氏(テレビ朝日映像)

17:10~17:35「オーディオドラマにおける5.1サラウンドの制作状況」
                            講師・・・・西田 俊和氏(NHKドラマ番組技術)

17:35~17:50   休憩

17:50~18:30「質疑応答&パネルディスカッション」
                       セミナー世話役 NHK 岡本幹彦氏、 テレビ朝日映像 井上 哲氏 

放送におけるデジタル化はBSデジタル、地上波デジタルなどここ2年ほどで急速に進展し映画界同様、放送界も音声のマルチチャンネル化に向けて音声技術者の方々は様々な試みをしています。放送では視聴環境が異なるため互換性の確保や制約が多く、フィルムとは違うサウンドデザインが必要となります。近年の映画製作環境のデジタル化は、HD-VTRなどを使用するため放送業界とのコラボレーションも重要なポイントだと考えます。

今回、技術セミナー委員会では、これらの相互技術を理解するためのデジタルセミナーとして、NHK様の全面的なご協力を頂き、「放送界における5.1サラウンド制作へのアプローチ」のテーマで勉強会を開催できました。

フィルム製作では普段は接することの少ない音響制作へのアプローチや技術に触れる絶好の機会となりました。放送界の最前線で日夜苦労をされている講師の方々に解説して頂き、録音現場における音声収録技術、スポーツ、音楽、ドラマなど多岐にわたる非常に中身の濃い内容で開催できました。


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